ぼんやりブログ。

ゆるーく生きていたい。考えたことなどを書いていきます。

"鬱(うつ)"について(1)

中学生くらいから俗にいう "病んでる" 状態だったので、

病んでた歴はそれなりに長かったと思います。(今は復活しました)

発端は学校での人間関係でした。

 

 

今でこそ思いますが、病んでる人というのは弱い人間ではなく、

それなりの事情があった人だと思います。

 

病む理由が無ければ病みません。

逆に、それなりの理由があれば誰でも病む可能性はあると思います。

 

 

 

「鬱(うつ)」については、それがひどくなってしまった人だと思います。

ストレスが過剰にかかりすぎて、それが致命的になってしまったんだと思います。

 

 

通常は多少ストレスがあっても一時的なものだったり、

なんとか回復できたりするのだと思いますが、

これが積もり積もってしまう状況もあるかと思います。

 

 

家庭環境の問題、学校での問題、自分自身の問題、仕事、お金、健康、

どれも簡単に解決できるものではありません。

 

 

人によってストレスを抱えられるキャパシティが違うと思うのですが、

鬱になるというのは、それを超えてしまった時だと思います。

 

 

受けるストレスが、ストレスを解消するスピードを上回ってしまったからです。

人によってはストレスを受けやすかったり、

解消するのが苦手で抱え込みやすいこともあるかもしれません。

 

 

怒ったり、物にあたったりすることはストレス解消になります。

俗に優しい人や真面目な人が病みやすいというのは、

このように乱暴にでもストレスを吐き出すことをしない、

その懐の深さゆえ、もあると思います。

 

 

 

 

そして、一度鬱状態になってしまうとなかなか抜けだせません。

それまで機能していた体の様々な働きが異常を起こしてしまって、

ストレスを解消する働きさえもうまく機能しなくなってしまいます。

 

 

笑えない、やる気が起きない、食欲も出ない、

体が重く、心が灰色で、どうにかしたいのにどうにもできない苦しさに包まれます。

そして、あらゆる無気力が襲ってきます。

 

 

また、鬱にも無気力とは真逆の、感情の起伏の激しい状態もあります。

自己否定や希死念慮が湧いてきて、ただただ負の感情に襲われることもあります。

躁鬱(そううつ)と言って、上がり下がりの激しい状態もあります。

 

 

そして、鬱のつらいところは周囲との関係でもあります。

他の人と通常の関わりをすることが難しいです。

ネガティブでうまく関われないことや、無気力で塞ぎこんでしまうこともあります。

家族や友達、恋人など、あらゆる人と関わる面で難しさがあります。

それが一層鬱に影響を与えたりもします。

特に人間関係が発端の鬱では、非常に根の深い、難しい問題です。

 



"鬱(うつ)"について(2)に続きます。

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