iPod nano 6thの電源ボタンを自分で修理しました!
先日某フリマアプリにてiPod nano 6thを買ったのですが電源ボタンが陥没しており、
かなり強く押さないと反応しないようになっていました(^^;)
その状態で使うのもストレスだったのでネットで調べたところ、
自分で直せるような情報があったのでそれを参考に自分で修理してみました。
(そういう記事を書いてくれている人達は本当に偉大です)
今回の参照元: (柏のデカさん本当にありがとうございます!)
似たような記事でも情報は多い方が良いと思うので、一応自分なりにやった記録を
残そうと思いますm(_ _)m
①修理前のiPod nano 6th。ボタンが全くカチッと鳴らなくなっていました。
②使った道具は主にこの6点。
(精密ドライバーは100均、ボンドはスーパーでも手に入ります)
- カッター(画面をこじ開ける用)※歯間ようじは結局使わず。。
- 精密ドライバー(使うのは1mmのプラスドライバー。中のネジに使います。マイナスもあると中をいじる時に便利です。)
- ピンセット(中の細かい部品をいじるのにあった方が便利です。眉毛抜くやつとかでいいと思います)
- ボンド(木工用でない)
- 爪楊枝(ボンドを塗る用)
- ポイントカードやプリペイドカード1枚(Tカードくらい厚みのあるものではダメです。昔あったテレフォンカードくらい薄いやつ)
ちなみに私はサンドラッグのポイントカードを使いました。(サンドラッグさんすみません....)
ではさっそくディスプレイを開けます。
画面の左側にはケーブルがあるので、右側の方から開けます。
今回はたまたま画面の右下にヒビが入っていて、
そこから簡単に開けることができました。
中の部品を傷つけないよう、少し慎重に行います。
中を開けるとこんな感じです。
この銀のプレートを今度は外していきます。(ネジは画面にある通り二箇所。小さいので無くさないように。)
ネジを外したら、
今度はこの隙間にマイナスドライバーを入れて持ち上げます。
今度はバッテリーを外します。下の方の細かい部品は触らないで大丈夫です。
(むしろ下手に触ると後でめんどくさくなります。)
バッテリーは粘着テープで固定されているので、右手の方からベリベリ剥がします。
左の方はケーブルと繋がっているので注意して下さい。
バッテリーを外すといよいよ電源ボタンに近づいてきます。
ボタンのとこにあるネジを4箇所外し、覆われている黒いテープを剥がします。
(この黒いテープの裏に金属のケーブルがあるので、切らないように注意して下さい)
すると電源ボタンに関係する部品が外れました。
これに今度は手を施していきます。
さっきの部品の向きを変えるとこんな感じ。
この金色の真ん中のぷくっとしているところをドライバーで押してやるとカチッカチッと音が鳴ります。
本来は電源ボタンとこの部品の間に小さくて黒い部品があって、それによって力が加わっていたのですが、何らかの原因でそれがなくなってしまったのが原因だったようです。
ちょっと見づらいとは思うのですが、先ほどの金色のところに小さく切ったカード片を貼り付けました。(私はボンドで直接くっつけました)
大きさは1mm×1.5mmくらいだったと思います。
ボタンがきちんと力を伝えるために、カード片の大きさは結構重要かなと思いました。
部品を元の場所に戻し、ネジで再度固定します。
(この時、私は少しネジを緩めにしないとカチッカチッとボタンが鳴りませんでした)
そして黒い粘着テープも元通りにします。
あとは外したものを順次戻していくだけです。
ちなみに動作確認としてはこんな感じです。
無事作動しています。(04 Limited Sazabys好きです。)
という訳で、一通りの作業を終えました。
おかげで無事カチカチ鳴るようになりました。すごく嬉しかったです。
最初ポイントカードではなく消しゴムや箱ティッシュを小さく切ったもの、
また厚めのポイントカードなどで試行錯誤したため結構時間がかかってしまいましたが、それでもトータルで2時間でした。
最初から大人しく薄めのポイントカードでやってたら1時間程度でできたと思います。
いやはや、なんにせよ無事電源ボタンが直って良かったです。
*追記
元々だったか私の戻し方が雑だったからかわかりませんが、ディスプレイのタッチ感度が少し悪くなってしまいました。。。
あまり気にせず使ってますが、一応何があっても自己責任、ダメ元で、というくらいの気持ちでやるのが良いと思います。
あと自分で苦労して修理したらやたらと愛着が湧いてしまって今すごく愛用しています。笑
コンパクトだし元々便利なんですよね。