ぼんやりブログ。

ゆるーく生きていたい。考えたことなどを書いていきます。

歳をとるにつれて孤独を極めていく。

より孤独になっていくという意味でも、

孤独との向き合い方を学んでいくという意味でも、

孤独を極めていくな、と思う。

 

元々人と変わっているとはいえ学生の頃までは環境のこともあってある程度は周りの人と共通の事柄が多く、今と比べると比較的人と分かり合えたり共感し合える機会があった。

 

当時は「きっとお互い分かり合える」「お互いの違いを認め合える」という気持ちがあり、本気で本音を話しても理解し合えたり、考えは違くてもそこから生産的な気づきを得られたりしていたように思っていた。

 

ただ年々周りの人たちが「お利口」になっていくような、自分だけが取り残されたような感覚で、話題や価値観が合わなくなっていき、今では友達が1人いるかいないか、のレベルにまで減り続けた。

感覚的に、このまま数年か十数年したらおよそ親族以外にプライベートで関わる人もいないかもしれない。

 

しばらくの間は自分に欠陥があり、それを”改善”しないといけないと考えていた。

けれど恐らく事態はより深刻で、むしろ自分に落ち度がある訳ではなく、単に人と違った価値観や考え方を持っていることが原因になっていて、それはただの性質や特徴で、”改善”とかいうものでもなく、変えられないものなんだと思う。

 

数年のもがきの後、ある時から自分を変えることも孤独から逃れることも諦めて、受け入れるしかないと思った時があった。

 

ただある意味、一定の孤独を受け入れても、全部が孤独になる訳ではなく、お店に行けば言葉を交わすことになるし、ネットで人と話すこともできるし、1年に数回知人と会うことがあったりはした。

 

そういう中で、自分と孤独との距離感を徐々に掴んでいっているんだと思う。

 

最初は耐えられないとも思ったけど、ある意味そこで耐性がついて、ほんとに強い孤独感があった時期に比べると、今は楽だと思える。

 

そして、きっとこの先歳をとるにつれて孤独はもっと身近なところに来ると思う。

老後なんて一番辛いかもしれない。

でも、逆にその時には孤独の扱いにも慣れてるのかもしれないなと思う。

 

あえて孤独になる必要はないと思うけど、孤独との向き合い方も極めたい。

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