勝ち組志向が普通な日本の中で
自分は基本的に平和志向で、公正・平等を重んじたい傾向があるのですが、
日本社会だとあまり一般的でないようで、
基本的にいわゆる「成功」「勝ち組」になることを目指す気風があるように思います。
もちろん「平等」などにも色々な定義があるので、一概には言えないところはあると思います。
とはいえ、日本含め先進国や世界各国の多くでは資本主義的な色が濃いと言いますか、競争があってそこで国全体として高めていくスタイルが多いと思います。
自分はあまり政治や経済のことは分からないのですが、新自由主義というやつになるんですかね。
国全体の生産性向上の上では必要なことだとは思うのですが、それでも本来の目的を見失ってる傾向も否めないかなとは思います。
本来はざっくり言えば国が豊かになって国民が安心して生きられるようになることが目的だと思うのですが、その実態としては貧富の差が拡大したりしています。
また、日本は特にですが働いて結果を出して成功して立派な人間になることを尊ぶ傾向が強いと言いますか、自分の夢や目標を「仕事」に見出そうとする社会的な傾向があると思います。
よく知らないですが、求人広告に「キミの夢を叶えよう!!」などの文言が入るのって日本くらいなんじゃないのかな、とか。(ほんとに知らないので完全な憶測ですが...)
あと「日本で一番を目指します!!」みたいな会社も割とありますよね。
よく考えるとなんで一番を目指すのかと。
売上を上げて社員に還元するという目的も分かりますが、蹴落とした競合や場合によってはお客さんのことも知らん、って感じの場合もありますよね。
経済が理想的に進まないので多少はそういう部分もあってもやむを得ないかとは思うのですが、そこらへんが手段が目的になってそうかなと。
労働とか経済活動の本来的な目的ってなんだろうか。
少なくともお金持ちになってハッピー、ってところではない気がします。
とはいえ仕事頑張るのは当然ですし、生産性上げようと意識高く働くのは大事なことだと思います。
ただそこで競争至上主義になったり弱肉強食は世の中の普遍的な真理だみたいな偏った考え方をしたりすると社会全体として不健康かなと。
北欧の本とか読むと全く考え方が違くてカルチャーショック受けます。
まあ何が正解かは分からないですし、というか自分の人生は自分で正解見出していかなきゃいけない訳で、競争主義な世の中が辛くなったらもっと外の世界見て違う生き方を参考にしてもいいのかなって思った次第です。
今の世の中でも、もっと生きるのが楽にできたらいいですよね。