「抑うつ」と「孤独」のダブルパンチについて。
これは自分が病み始めて、そしてピークだった中学生の頃の話なのですが、抑うつの辛いことの一つに誰にも分かってもらえない孤独感というのがあると思います。
自分の時にも誰にも相談できる人がおらず、まして親には「鬱の人はもっと辛いんだ、お前は鬱なんかじゃない」と否定され、挙句「どれだけ苦しんでいても誰も助けてなんかくれないんだからね」と完全に突き放されてしまいました。いやはや。悲劇です。
(それ以来親と口きかなくなりました)
頼れるものは唯一ネットの中の世界という状況になり、日夜ネットで「抑うつ つらい」とか「消えたい」みたいなこと検索しては何かヒントが無いかを探していました。
結局これといったものは出てこないんですけどね。
それでも、探し続けていればいつかこの状況から抜け出せる有益な情報がないかと"希望を持てる"ものがあったのは、自分にとっては暗闇の中にある唯一の小さな光みたいなものだったので必要な存在でした。
ちなみに、この頃は携帯電話を持っていなかったので家の共用のパソコンを使っています。
パソコンはみんなが寝静まった後とかにやってました。
親に突き放されたということもありその時に思ったのは、あまりの孤独感に押し潰されそうということでした。その感覚は今でも強烈に覚えてます。
自分のことを理解してくれる人間なんて誰もいなくて、誰も頼れなくて、でも自分じゃどうしようもできない。
若干13歳頃の子供にとっては相当酷な状況だったと思います。あの頃の自分ほんとよく頑張った。
その時に、ちょっとで良いから味方になってくれる人がいたら違かったと思うんですよね。
ネットの世界でも良いから同じような仲間が見つけられれば、そこで励まし合えるのに、と思ってました。
その時はSNSとかそこまで流行ってなかったですし。(mixiは年齢制限とかあった)
「抑うつ」と「孤独」のダブルはきついです。ほんとメンタルやられます。
言うなればメンタル病んでるって精神がかなり不安定なんです。
ふらっふらした自転車みたいなもんです。
そこで「孤独」ということは誰も支えてくれる人がいません。
ふらっふらした自転車はドッタンバッタン倒れては起きてを繰り返し、傷が癒える間もなくどんどんズタボロになっていきます。自分の感覚としてはこんな感じでした。
たいていの場合はこれが大人になるにつれだんだんとバランスがとれるようになっていったり、信頼できる人の登場や何かのきっかけで前に進むこともあると思うんですけど、自分は実家を出て一人暮らしを始めるまではずっと不安定な状態でした。
高校も少し不登校になっちゃいましたし。
まあストレスの現況は親だったって感じですかね。残念ですが。
働けるようになったりすると自分の人生自分でなんとかできたりもするのですが、これが子供の頃だとそういった自由がない上にメンタルも揺らぎやすかったりしてほんとに悲惨な状況になります。
なので、死にたくなるくらいならどこかへ飛び出して欲しいですし、ネットでも良いので仲間を一人でも見つけられたらと思っています。
まして良い子ちゃんやって抑うつ抱えるならグレてくれた方が断然良いです。グレてください。それもちゃんと心理学的には正しい行動ですから。(ただ人を傷つけたり犯罪に手を染めたりはダメね)
自分はグレる度胸もなくリスカする勇気もなくただただストレス抱え込んでましたけど。(過食と拒食は男子だけど多少あった→そしてやたら栄養素に詳しくなる)
世の中のつらい人が少しでも救われればと本気で思います。